研究課題/領域番号 |
02306008
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 統計数理研究所 |
研究代表者 |
馬場 康維 統計数理研究所, 調査実験解析研究系, 助教授 (90000215)
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研究分担者 |
山本 眞一 筑波大学, 大学研究センター, 助教授 (10220469)
牟田 博光 東京工業大学, 工学部, 教授 (70090925)
澤田 芳郎 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (30206023)
小林 信一 文教大学, 国際学部, 専任講師 (90186742)
金子 元久 広島大学, 大学教育センター, 助教授 (10185936)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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キーワード | 教育情報 / 教育指標 / 教育政策 / 地理情報 / 教育情報データベース |
研究概要 |
研究の成果をまとめた報告書は第I編、第II編の二編に分れている。第I編は本研究班が討論を重ねてきた結果をもとに、教育統計の現状分析、情報検索システムの作成、教育統計管理システムの提案を骨子として研究結果をもとめたものであり、第II編は研究メンバー個別の研究成果をまとめたものである。 ○教育統計の概念整理と問題提起 「教育統計」の現代課題と、問題点を検討し(2章)、「統計」、「指標」、「情報」などの概念を整理し、教育情報の多元・重層モデルを提案し.文部統計のありかたの問題提起を行った。 ○教育統計検索システムの開発 教育統計ディレクトリをつくり、教育統計・調査に関する書誌的データの検索システムを試作し、文部省や各研究者に提供した(7章)。 ○教育統計管理システムの提案 文部統計を中心とした教育関連統計の分散型管理システムの概念設計をした。このシステムは現行制度下でも実現可能である。 ○地理情報を用いた教育情報の分析 高校から大学への進学移動の要因分析を行い、進学行動の要因を明らかにした。また、進学移動の時代変化の分析を行い、この15年間進学のブロックは変化していないことを明らかにした。 ○教育統計の管理、利用の調査研究 文部省を中心とした教育統計管理の現状調査に基づき検討課題を提起し(3章)、また教育政策の策定過程における、教育統計利用の実態を明らかにした(4章)。
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