研究分担者 |
岩永 雅也 放送大学, 助教授 (30151749)
谷沢 明 放送教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80227230)
田代 和久 放送教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (90004077)
須藤 護 放送教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (70216480)
若松 茂 放送教育開発センター, 研究開発部, 教授 (30132608)
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研究概要 |
1 多媒体教育の大学へのフィ-ドバック及び教授法改善については,コンピュ-タ通信による個別指導,ビデオによる卒業論文指導,通信衛星回線の利用による大学院授業及び放送大学教材の授業活用等について訪問調査を行い,私立大学における授業へのニュ-メディア利用の先端状況を把握できた。さらに,大学教授法の改善研究の一環として,ロ-ルプレイの導入による学生参加型授業の実際[関西学院大学夏季集中講義(『理論社会学の理論と実践』担当講師,山中速人放送教育開発センタ-助教授]を映像に記録し,映像教材及びドキュ-メント教材に編集するとともに受講生に対する授業評価を実施し現在分析作業を継続中である。なお平成2年度に実施した北海道大学及び琉球大学におけるニュ-メディア利用の実態調査並びに教官及び受講生に対する意識調査をまとめ報告書『ニュ-メディア利用による教授法の改善に関する研究ー授業におけるビデオ教材等の活用に関する研究ー』として刊行した。これにより映像教材等の利用については学部間や科目間で大きな差異があり,国立大学におけるメディア環境の一端も明らかになった。 2 高等教育・大学公開講座に関する地域のニ-ズ調査 3 既存の高等教育機関の地域への社会還元に関する調査 に関しては,北海道及び沖縄をフィ-ルドとする地域学習の実態調査についての分析作業を進め,北海道については地域の学習状況調査として報告書の作成を終わっている。沖縄については継続中である。なお調査を予定していた九州地区に関しては資料収集のための予備調査に留まった。
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