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1990 年度 実績報告書

図書館情報学用語標準化の調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 02306020
研究機関東京大学

研究代表者

長澤 雅男  東京大学, 教育学部, 教授 (60012572)

研究分担者 三浦 逸雄  東京大学, 教育学部, 助教授 (20143331)
上田 修一  慶應義塾大学, 文学部, 教授 (50134218)
松村 多美子  図書館情報大学, 教授 (00041806)
キーワード図書館学 / 図書館情報学 / 学術用語
研究概要

文部省学術用語集「図書館学編」が昭和33年に刊行されてから既に30余年が経過している。この間に図書館学あるいは図書館情報学の研究の進展により、旧「図書館学編」に収録されている大多数の用語の再検討が求められ、さらに新しく使われるようになった多数の用語の収録が必要になっている。
本研究は、「図書館学編」を全面的に改訂し、「図書館・情報学編」を編纂することにより、図書館情報学および関連分野における研究者間の学術情報の伝達、学校教育における標準的な語彙の提供、および一般社会における情報伝達に役立てることを目的としている。
本年度は、(1)学術用語集編纂の基本方針の設定、(2)作業方針の設定、および(3)基礎デ-タの収集作業を行なった。最初に、「学術用語審査基準」などに基づいて11項目からなる用語選定の基本方針を定めた。次に、図書館情報学分野を教育から情報管理、書誌学にいたる16の領域に分け、各領域別に研究分担者と研究協力者からなる研究組織を編成し、作業計画を作成した。さらに、学術用語の選定作業の効率化と標準化を図るために、旧「図書館学編」をはじめ11種の専門用語集、専門辞典などの情報源から約16,000語を領域別に分類してデ-タ入力を行なった。入力項目は、見出し語、よみ、対応外国語、他の用語への参照などである。
第2年度は、本年度に検討した基本方針、作業方針、および用語デ-タベ-スから出力される領域別用語リストをもとに、用語の選定作業を進める予定である。

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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