研究課題/領域番号 |
02306024
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
西園 昌久 福岡大学, 医学部, 教授 (30078787)
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研究分担者 |
中野 仁雄 九州大学, 医学部, 教授 (40038766)
上田 芳文 高知医科大学, 教授 (00011528)
尾島 昭次 岐阜大学, 医学部, 名誉教授 (70021350)
徳永 力雄 関西医科大学, 教授 (40121959)
松岡 雄治 福岡大学, 医学部, 教授 (70078773)
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キーワード | 医学部入試 / スキルス・アナリシス / 問題解決 / Quantitative / Reading / 追跡調査 / 学力向上 / 問題作成のためのガイドライン |
研究概要 |
1.1991年に研究班で作成した問題について1992年に13大学計1,181名の在学生(一学年)を対象に試行を行なった。その回答を集計し、正解率・φ係数・因子分析などを行い、よい問題の条件について検討を行なった。quantitative問題は均質性が得やすいが、reading問題はそれぞれが独自性をもつことが明らかとなった。 2.1985・86・88・89年入学学生に行なった学生のその後の学力検討ならびに86年入学学生の臨床実習評価との相関を検討した。その結果、Skills Analysisは学年進行によって影響を受けず安定していたのに対し、他の入学時学力検査・高校内申書は学年進行とともに低下する傾向を示した。なお、面接は逆相関を示した。また、Skills Analysis得点は医師国家試験結果との相関が明らかとなった。 3.3年間の研究結果についての報告書を作成した。 4.将来のSkills Analysis法の普及のために「問題作成マニュアル」を作成した。
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