研究課題/領域番号 |
02352008
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
溝上 恵 東京大学, 地震研究所, 教授 (00012922)
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研究分担者 |
黒磯 章夫 気象庁, 地震観測所, 主任研究官
横田 崇 気象庁, 気象研究所, 主任研究官
長谷川 昭 東北大学, 理学部, 教授 (40004460)
阿部 勝征 東京大学, 地震研究所, 教授 (40002175)
鈴木 貞臣 北海道大学, 理学部, 助手 (00001850)
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キーワード | 衛星通信 / 地球物理観測デ-タ / 小型地球局 / 移動体通信 / 衛星通信事業 |
研究概要 |
1. 大学、気象庁等の機関における観測デ-タ、観測システム、デ-タ伝送・収集方式、および機関間のデ-タ利用状況について調査した。 2. 第1回会議を開催し、観測方式、デ-タ利用状況などの現状調査報告を行った。また、最新の通信技術の現状と動向についての正確な知識を得るために、通信関係の専門家により(1)通信技術の現状と動向、(2)衛星通信の現状と動向、(3)移動体通信の現状と動向についての講演を催した。調査報告および講演に基づき今後の研究方針についての検討を行った。 3. 第1回会議の検討結果に従い、衛星通信および移動体通信の地球物理観測デ-タ伝送への適用可能性について調査し、観測方式についての試案を作成した。 4. 第2回会議を開催し、観測方式の試案を報告した。通信技術のより具体的な知験を得るため、専門家により(1)衛星通信事業の現状と動向、(2)衛星を利用した移動体通信の開発の現状、(3)小型地球局の開発の現状、(4)コ-ドレス電話、携帯電話など地上回線局を利用した移動体通信技術の現状と動向ついて説明を受けた。また、専門家を交え観測方式の試案の実現可能性についての検討を行ない、全体計画を取りまとめた。 5. 本研究による地球物理デ-タの収集と相互利用を目的とした観測方式についての報告書を作成する(平成3年6月予定)。 6. 本研究成果をもとに、さらに衛星通信、移動体通信についての検討・調査を進め、平成4年度からの科学研究費補助金による実験観測システムによる研究を行う。
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