研究課題/領域番号 |
02401007
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研究機関 | 国文学研究資料館 |
研究代表者 |
森 安彦 国文学研究資料館, 史料館, 教授 (30020613)
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研究分担者 |
周防 節雄 関西大学, 経済学部, 助教授 (90162841)
山田 哲好 国文学研究資料館, 史料館, 助手 (70220390)
安藤 正人 国文学研究資料館, 史料館, 助教授 (90113422)
大藤 修 国文学研究資料館, 史料館, 助教授 (20110075)
丑木 幸男 国文学研究資料館, 史料館, 助教授 (60223525)
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キーワード | 近世史料 / 近代史料 / 所在情報 / デ-タベ-ス |
研究概要 |
史料所在情報の全国的な調査・収集を都道府県立史料保存利用機関等を中心に、北海道・青森・宮城・群馬・富山・愛知・長野・奈良・広島・鳥取・島根・徳島・佐賀・熊本・大分・宮崎・鹿児島の17道県・45機関について実施した。調査した機関は各都道府県立の文書館をはじめ、公私立図書館や地方史誌編纂室等である。特に地方史誌編纂室で作成されている部内資料としての目録類もコピ-で収集した。これら史(資)料目録類は現在整理中である。 史料所在情報デ-タベ-スの内、史(資)料目録類書誌デ-タベ-ス=SACIS(=Shiryokan Archival Catalogue Information System)については、昭和63年度以降収集分、1,388冊の入力を終え、既に入力済みの5,062冊を合わせると6,450冊に及んだ。一方の史料所在デ-タベ-ス=SINDBAD(ShIryokan National Data Base of Archival and Documentary Resources)については既に入力済みの28,052件の史料群についてのデ-タの修正と追加を行った結果、より完成されたファイルを作成することができた。特にこれらデ-タベ-スの機能拡充と利用システムのあり方等については、全国の史料保存利用機関及び研究者の要望や意見を聴取し、それを具体的なシステムづくりに反映させることが極めて重要であるので、第一回目の研究会を平成3年1月29日に開催した。当初案内は既設国都道府県立史料保存利用機関19、研究者14名に配布したところ、17機関と10名の参加があり貴重な意見や要望を聞くことができ、さらに各機関における史料所在情報の集約やコンピュ-タ利用の実態と課題についても報告があった。この結果を踏まえて今後のシステムづくりに反映させたい。
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