研究課題/領域番号 |
02401007
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研究機関 | 国文学研究資料館 |
研究代表者 |
森 安彦 国文学研究資料館, 史料館, 教授 (30020613)
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研究分担者 |
大友 一雄 国文学研究資料館, 史料館, 助教授 (30169007)
山田 哲好 国文学研究資料館, 史料館, 助教授 (70220390)
安藤 正人 国文学研究資料館, 史料館, 助教授 (90113422)
鈴江 英一 国文学研究資料館, 史料館, 教授 (30259999)
丑木 幸男 国文学研究資料館, 史料館, 教授 (60223525)
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キーワード | 近世史料 / 近代史料 / 記録史料 / 史料所在情報 / データベース |
研究概要 |
本年度に実施した史料所在情報の調査・収集は、北海道、宮城、東京、新潟、富山、岐阜、愛知、奈良、島根、山口、高知、福岡、佐賀、長崎、鹿児島の15都道府県、45機関に及び、所在情報の基礎となる史料目録類を中心に相当量を収集することができた。 また、本年度は最終年度に当たるため、「史料所在データシート」記入及び入力マニュアルについて、細部にまで及ぶ最終版を完成させた。 さらに、入力済みデータの充実(追加入力)と綿密な修正作業を重点的に行った。データベースの検索システムについては、その拡充に向けて検討を重ね、特に年代表記(和暦)について時系列的に検索可能なシステム作りを中心に行った。具体的には、年代表記が曖味な表現が多いため、まず表記についての統一が不可欠で、それについて十分な検討を行い、マニュアルに反映させ、使用しているリレーショナルデータベースのプログラミング機能を使って、年号辞書を作成させ、検索可能となった。 データの集約と解析については、神奈川県分のデータを事例として、史料の出所、旧地名、旧支配、旧階層・職業、内容の各項目、さらに年号(史料群の上限、下限、主な年代)の出現頻度等に関して行い、本研究で構築したデータベースシステムが十分に機能することが確認できた。その結果を公表するために「研究成果報告書」の作成を行った。
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