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1992 年度 実績報告書

教科教育の体系化に基づく教師教育プランの作成

研究課題

研究課題/領域番号 02401019
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

野地 潤家  鳴門教育大学, 学長 (60033528)

研究分担者 たき口 俊  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (60128791)
田鍋 薫  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (60155190)
重信 陽二  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (00123779)
橋本 暢夫  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (20136766)
田甫 桂三  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (80100973)
キーワード教科教育 / 教師教育プラン / カリキュラム / 通教科
研究概要

平成4年4月以来,平成5年3月までに,合計9回にわたる教科教育合同研究会を開いた。平成2年度より月例で開催したこの研究会においては,10教科の教科教育研究者が一同に会し,研究計画に即しつつ各各の研究計画を発表しあい,活発な討議を展開した。平成2年度における各教科の教科観に関する検討,並びに平成3年度における教科教育実践の具体的・実証的な検討を踏まえて,当該年度においては,これまでの研究のまとめと,教師教育プランを構想していく研究とが為された。
研究を進めることによって,次のような実績が得られた。
(1)大学における教科教育を組織的・体系的に推進していく上で問題となる事柄が明るみに出され,教科教育を含めた教員養成カリキュラム構築のための視点が得られた。
(2)各々の教科の研究者から,これまでにそれぞれの教科が抱えていた教師教育に関する問題点が提出され,その問題点の解明をめざすための教師教育カリキュラム案が示された。また,各々のカリキュラム案について教科を超えた形での討議が為された。
(3)平成2・3年度に検討した各教科の教科観及び各教科の授業実践の現状等について,その研究成果をまとめた中間報告書『教科教育学研究からみた教師教育の課題』を平成4年10月に刊行した。
(4)通教科的な立場で教師教育を推進していくために必要な諸条件を,教育学及び心理学の研究者を交えて検討し,教師教育プラン作成の指針を得ることができた。
当該年度までの研究成果をまとめた報告書の準備をほぼ終えたところであり,報告書の中では,教科教育の全般を視野に収め,教科教育学研究のこれまでの成果を反映させた教師教育プランの提案が為される予定である。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 徳山 豊,重信 陽二: "水生昆虫からみた身近な自然の変化" 理科の教育. 41. 730-731 (1992)

  • [文献書誌] 田中 昭太郎,今井 泰行: "パスカルの三角形とラインアート" 鳴門教育大学研究紀要(教育科学編). 7. 95-107 (1992)

  • [文献書誌] 長島 真人: "音楽授業のおける教材解釈の論理と教材提示の工夫に関する一考察(1)-「パストの知」を培う音楽教育の本質に基づいて-" 音楽教育学. 22-1. 47-56 (1992)

  • [文献書誌] たき口 俊: "大学における教員養成のあり方を探る(1)-学部学生の社会科授業体験を通して-" 社会認識教育学研究. 8. (1993)

  • [文献書誌] 橋本 暢夫: "小学校低学年における国語単元学習" 国語科単元学習の新展開(東洋館出版社). II. 17-33 (1992)

  • [文献書誌] 山元 隆春: "暗黙美の発見と他者意識" 文芸教育. 60. 26-30 (1992)

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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