• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1991 年度 実績報告書

電子・陽子衝突による未知の相互作用の探究

研究課題

研究課題/領域番号 02402006
研究機関東京大学

研究代表者

山田 作衛  東京大学, 原子核研究所, 教授 (70011658)

研究分担者 浜津 良輔  東京都立大学, 理学部, 助教授 (20087092)
久世 正弘  東京大学, 原子核研究所, 助手 (00225153)
徳宿 克夫  東京大学, 原子核研究所, 助手 (80207547)
石井 孝信  東京大学, 原子核研究所, 助手 (90134650)
奥野 英城  東京大学, 原子核研究所, 助教授 (10013400)
キーワードZEUS / ワ-クステ-ション / シミュレ-ション / 励起レプトン / レプトウォ-ク / 輔射補正
研究概要

1 昨年設置したRISC機ワ-クステ-ションに、外部記憶装置のディスク、8mm磁気テ-プ装置を加え、デ-タ取得後に予想される大量デ-タの処理に備えた。併せて、基本的ソフトウェアの整備を続け、RISC型計算機のための、ZEUS測定器のイベント表示、シミュレ-ション、イベント再構成等の基本的ソフトウェアを整備した。
2 昨年度完成した、パイプライン方式のトリガ-回路を、実験現場で各検出器読みだし回路系と接続し、試験、調整を行った。宇宙線デ-タを取得して、オンラインとオフラインの両方で解析し、測定器、トリガ-と読みだしが正常に稼働することを確かめた。
3 トリガ-に関し、ビ-ム状況等に即して迅速に条件を変え、且つその記録を正確に残すためのソフトウェアを開発した。また、シミュレ-ションでも実際のトリガ-条件を再現するために、同様のソフトウェアを開発している。
4 物理反応を想定して、得られるであろうデ-タのシミュレ-ションを行った。ことに、デ-タ取得開始後のルミノシティ-で比較的早い時期に検出できると期待される、励起電子やレプトクォ-クに関して、測定器の状態に即したシミュレ-ションを行った。
5 未知の相互作用の探求に重要な影響を持つ輻射補正について、理論家の協力が得られているので、ソフトウェアを応用して、測定器等の実験条件に即した補正計算を進めている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] ZEUS Calorimeter Group,A.Andresen et.al.: "Construction and beam test of the ZEUS forward and rear calorimeter" Nuclear Instruments and Methods. A309. 101-142 (1991)

  • [文献書誌] T.Hasegawa et.al.: "Tests of new polystyreneーbased scintillators" Nuclear Instruments and Methods. A311. 498-504 (1992)

URL: 

公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi