研究分担者 |
及川 卓郎 琉球大学, 農学部, 助手 (90160407)
渡嘉敷 義浩 琉球大学, 農学部, 助教授 (70045128)
佐藤 一紘 琉球大学, 農学部, 助教授 (50045126)
仲宗根 幸男 琉球大学, 教育学部, 教授 (60044913)
倉石 晋 広島大学, 総合科学部, 教授 (30012363)
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研究概要 |
マングロ-ブ生態系は陸域生態系と海域生態系との間の位置する生態系であるが,この生態系には森林生態系,耕地生態素及び草地生態系,河川生態系,沼沢,湿地生態系,浅海生態系と藻場,サンゴ礁生態系が関与している。これらの各生態系について研究している分担者は各自の分担課題について調査研究を行なった。倉石はマングロ-ブ樹種の光合成について,仲宗根は落葉のカニによる摂食量について,佐藤はマングロ-ブ林における土砂堆積について,渡嘉敷はマングロ-ブ林の土壌について,秋永はマングロ-ブ分布域の気温について研究した。中須賀はマングロ-ブ林の現存量,リタ-フォ-ルについて調査するとともに,各分担者からの報告及びこれまでの資料を収集解析してシステム分析に必要なデ-タを作成した。及川はマングロ-ブ生態系のシステム解析モデルを作成し,上記デ-タを入力して解析を行なった。 以上,マングロ-ブ生態系のシステム解析の結果,これまでのマングロ-ブに関する研究が静的な面で多くなされており,今後は動的な研究を行ないデ-タを収集しなければシステム解析の精度が高くならないことが明らかとなった。また、今後研究しなければならない研究分野が明らかとなった。
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