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1990 年度 実績報告書

専門職意識形成過程の研究

研究課題

研究課題/領域番号 02451019
研究機関茨城大学

研究代表者

小島 秀夫  茨城大学, 教育学部, 助教授 (50111349)

キーワード教師の意識 / 専門職意識 / パネル調査
研究概要

本研究は、教師の専門職意識がどのように形成されてゆくのかを明らかにするものである。本研究においては、以下の3種類の調査が実施された。1。茨城大学卒業生調査。この研究は教育学部の時に意識調査を実施した者で、現在実際に教職についている者に対して実施されたものである。これまで教師の専門職意識については、継続的な研究はなされておらず、教師のみを対象とした調査か学生のみを対象とした調査しか実施されておらず、専門職意識の形成過程はあまり明らかにされることはなかったといえる。しかしながら、この調査は同一対象者を対象としたパネル調査であり、意識の変容過程を解明することが可能である。最初の学生の時の調査では、対象者数は約1000人であったが、実際に教職についているのは約800名であることが明らかにされ、この人々に対して調査を実施した。これらのデ-タは最初のデ-タと結合され、より詳しい分析がなされる。2。管理職者調査。この調査は、茨城県内の小・中学校の管理職者全員(約1600人)に対する教職意識を明らかにすることを目的とするものである。教師の専門職意識の形成は、その個人の努力のみならず、学校全体の中で形成されることが考えられ、そのためには管理職者がどのような意識を有しているのかが明らかにされなければならないと判断される。3.一般教師調査。この調査は茨城県内の小・中学校教員2000名を対象とする調査であり、一般的な意識調査である。これら3つの調査は、同じ質問項目が含まれるものであり、教育現場における教師の多様な意識形態を解明することが可能である。さらに、卒業生調査はパネル調査であり、多重指標モデルを使用することが可能である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 小島 秀夫: "教育研究におけるパネル調査について" 茨城大学教育実践研究. 第10号. (1991)

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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