研究課題
平成2年度に実施したアンケ-ト調査及び結果の分析概要と作業(1)奈良県下の地場産業の関する企業調査の結果の分析平成元年度に行った上記調査(調査対象、異業種交流グル-プ参加企業756社.不参加企業よりの無作為抽出300社.質問紙郵送調査法.回収率夫々43.6%、35%、有効数夫々199票,105票)の分析と調査計画の検討(分析結果の概要)、いづれのグル-プにあっても、中小企業は経済情勢の変化に対応し新商品、新しい生産技術の開発及び既存の商品・技術の改善・改良に取りくんでいるが、高度な技術開発(新しい管理技術 新しいデザイン開発、コンピュ-タ-・ソフト開発)及び新しい営業分野・新しい販路等流通領域の開拓には及んでいない。(2)奈良県下異業種交流参加企業(全企業)と大阪府下(先進地)の代表的異業種交流参加企業を対象とする記入依頼郵送調査.実施、平成2年9月回収数は夫々106票(15グル-プ)、121票(6グル-プ)(分析結果の概要)奈良県下の異業種交流と大阪府下のそれとの単純集計比較a)大阪府下のグル-プ構成メンバ-に流通関係企業の参加が多くみられる(基盤組織の幅が広いこと)b)大阪府下のグル-プに融合化・事業化の実積、それを支援する体制が整っている。(3)異業種交流グル-プ亊務局の活動実態の調査、実施期日及び調査方法は上記(2)と同じ。企業の情報ネットワ-クの整備・充実が今後の課題である。(4)企業毎デ-タ-ベ-スの作成を行った。