研究課題/領域番号 |
02451039
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
玉井 収介 帝京大学, 文学部・教育学科, 教授 (20000284)
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研究分担者 |
堀井 啓幸 帝京女子短期大学, 教職課程, 専任講師 (30190234)
杉本 真理子 帝京大学, 文学部・教職課程, 専任講師 (70130010)
小山 福司 帝京大学, 文学部・教育学科, 専任講師 (60153699)
児玉 善仁 帝京大学, 文学部・教育学科, 助教授 (40127650)
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キーワード | 教員養成 / 教員志望動機 / 教職課程 |
研究概要 |
1.諸外国並びにわが国の教員養成制度・理念に関する文献について、定期的に文献講読会を開いて、比較のための視座を明確にすることを試みた。 2.本学の教職課程を履修している学生(前年度・新入生)を対象としたアンケ-ト調査の分析をすすめ、その履修の動機(教員志望動機)、教職課程観、教師観等について明らかになりつつあることを、本学紀要にその1として発表した。学生の指向が、非常に具体的で、かつ現場・子どもに強く向っていることを指摘した上で、教職課程を見直していくための示唆が得られた、と考える。 3.本学を卒業して教職に就いている者に対して、教員養成課程で受けた教育への意見,望ましいとする教員の資質・能力等々についてアンケ-ト調査を実施した。これまでに集計を終え、その結果について現在定期的に会を開いて分析・検討を進めている。 4.これまでの研究を通じて、学生の教職に対する指向性を時系列的に追っていくことの必要性が、強く意識されてきた。そこで、次年度には新入生時にアンケ-ト調査を行った学生について、3年次の時点で再度調査を実施して、その指向性の変化を追跡しいみたいと考えている。 5.また、本学では4年次に行われる教育実習が、学生の指向性にどのような影響を与えるかについても、次年度において予備的な調査を実施したい。
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