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1991 年度 実績報告書

生涯学習需要に対応した大学開放システムに関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 02451041
研究機関国立教育研究所

研究代表者

山田 達雄  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 室長 (90047887)

研究分担者 友田 泰正  大阪大学, 人間科学部, 教授 (90087883)
田中 雅文  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 主任研究官 (10217078)
荒井 克弘  国立教育研究所, 教育政策研究部, 室長 (90133610)
キーワード公開講座 / 大学経営 / 大学 / 短期大学 / 大学職員 / 教育計画
研究概要

調査結果を分析し、報告書『公開講座の運営の実態に関する調査結果報告』を刊行した。報告書の構成は、(1)調査の目的と研究方法、(2)公開講座の実施状況、(3)公開講座の目的、(4)経営の資源・方法・評価,であり、全国大学・短大の回答機関数(公開講座運営単位を1機関とした)1,022機関の経営形態に焦点をあてて分析・報告した。
分析した結果公開講座の運営の類型に、(1)全学的運営型、(2)実務的運営型、(3)専門的運営型、(4)分散運営型の4類型があることが分かった。その他に、公開講座を実施していない大学・短大がある。国立は主として分散型運営が多く、約半数がそれに該当する。公立は全学的運営をしているものが多い。私立は公開講座を実施していない大学が約3分の1と多く存在するが、運営の類型は分散型が少く、全学的、実務的、専門的運営類型が多し、中でも実務的運営型が多い。職員配置は、実務的運営形式をとるものが厚く配置しており、より本格的な公開講座の運営を可能にする形態であるが、他方、専門的運営形態をとるものは運営組織体制は小さいが、特定問題の研究所や地方自治体と共催するものが多く、活発な活動を展開している。全般的にみて、公開講座の実施は、ここ10年間に急速に増え、これからは、あまり公開する大学数は増えそうにないが、受講生数を集める力をつける公開講座はいくつか出現してくると予想される。
本報告の作成を行ったほか、全国の大学・短大を対象に、平成3年度に実施した公開講座の内容(プログラム)に関するデ-タを郵送法によって収集した。これは、平成4年度に分析し、内容面から大学・短大の大学開放の実態の分析を行う予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 国立教育研究所・大学開放システム研究委員会: "公開講座の運営の実態に関する調査結果報告" 国立教育研究所, 28 (1991)

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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