研究概要 |
本年度研究実施計画に基づき「地下ダムの地質・地下水情報のデ-タベ-ス」として蓄積・管理すべき情報について、その利用形態・頻度等に関する現地調査に基づく検討を行った。その結果、下記の必要デ-タ項目が明らかになったので報告する。 《デ-タベ-スとして蓄積・管理すべきデ-タ項目一覧》 1)地下ダム諸元 (1)地下ダム((1)ダム名,(2)位置,(3)堤高,(4)堤頂長,(5)堤幅など) (2)水資源計画((1)集水面積,(2)貯水域面積,(3)帯水層体積,(4)有効貯水量,(5)最大貯水量,(6)死水量,(7)利用水深位,(8)最大日取水量) (3)調査・観測デ-タ((1)地質ボ-リング,(2)電気探査,(3)揚水試験など) 2)地下ダムの形態による分類 (1)地下ダムの目的((1)貯留型,(2)海水侵入防止型,(3)流出抑止型) (2)貯留形態((1)完全地下貯留型,(2)一部地表貯水型,(3)地表ダム併用型) 3)地下ダム締切工法 (1)注入工法(2)地中連続壁工法(3)噴射攪拌工法(4)その他工法 4)地下ダム建設地域の地形・地質 (1)地形((1)扇状地,(2)段丘,(3)盆地,(4)埋積谷,(5)旧河道など) (2)地質((1)地層名,(2)岩相名,(3)地質時代,(4)岩級区分,(5)層厚など) 5)水文地質デ-タ (1)水文デ-タ((1)降雨量,(2)蒸発散量,(3)地表流失量,(4)地下水流失量) (2)帯水層((1)地層名,(2)岩相名,(3)岩級区分,(4)一般地層走行・傾斜,(5)断層方向,(6)層厚,(7)地下水位,(8)透水係水,(9)空隙率,(10)貯留率など) (3)不透水層(帯水層に準じる以下省略) (4)不透水基盤岩層((1)地層名,(2)岩相名,(3)岩級区分,など以下省略)
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