| 研究課題/領域番号 |
02453082
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| 研究機関 | 東北大学 |
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研究代表者 |
西山 誼行 東北大学, 非水溶液化学研究所, 教授 (10006299)
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| 研究分担者 |
朝見 賢二 東北大学, 非水溶液化学研究所, 助手 (80202604)
大塚 康夫 東北大学, 非水溶液化学研究所, 助教授 (20091663)
村松 淳司 東北大学, 選鉱製錬研究所, 助手 (40210059)
佐々木 弘 東北大学, 選鉱製錬研究所, 助教授 (50006037)
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| キーワード | 酸化鉄 / 超微粒子 / コロイド粒子分級 / ヘテロ凝集 / 触媒 / 石炭ガス化 / 二酸化炭素変換 |
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| 研究概要 |
(鉄鋼の酸洗廃液からの超微粒子の作成)酸洗廃液のモデル溶液から鉄酸化物超微粒子を作成した。塩化鉄溶液からの加水分解反応により酸化鉄粒子を作成し、粒径や粒度分布、粒子の形状に与える塩濃度や分解温度の効果を詳細に検討し、サブミクロン以下の球形微粒子の調製条件を確立した。引き続き、仕込み量に対する収量を増加するべく研究を続けている。
(超微粒子の分級とキャラクタリゼ-ション)上記の合成酸化鉄微粒子のキャラクタリゼ-ションとしてX線回折、電子顕微鏡観察、表面積測定、粒度分布測定などを行い、有益な知見を得た。また、微粒子表面の電気化学的性質を利用した分級方法を確立した。引き続き、微粒子表面へのガスの吸着、脱離について解析中である。
(触媒ガス化)酸化廃液のモデル溶液から調製した鉄超微粒子を水中で石炭粉末と混合し、超音波を照射して高度に分散させた後に蒸発乾固する方法を用いて褐炭および亜瀝青炭に担持した。高速加熱熱天秤装置により、現在これらの試料を水蒸気あるいは水素でガス化し、抵い温度でガス化を進行させる実験を進めている。
(触媒反応)モデル溶液から調製した3種類の粒子サイズの鉄酸化物超微粒子を分散させた水中に、シリカを投入し蒸発乾固して担持触媒を調製した。現在これらの触媒を用いてCOあるいはCO_2の水素化反応を行い生成物分布におよぼす触媒調製条件の影響を調べている。また他の担体上へ原料の超微粒子を均一に担持させ、高活性な触媒を得る方法についても検討中である。
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