研究概要 |
Angioplasty用レ-ザ-システムとしてはNdーYAG,Argon ionレ-ザ-が挙げられるが,これらのレ-ザ-は水の吸収性が低く組織深達度が高いため周辺組織への熱損傷も大きく血管内の動脈硬化性病変に照射した場合穿孔の危険がある。今回研究対象としたErーYAGレ-ザ-は水の吸収性が非常に高く,Laser angioplastyに適している。しかし実際的には導光路としてのファイバ-の開発が新たな問題となった。 1)正常ウサギの大動脈壁,左心室壁にErーYAGレ-ザ-を照射して,その効果と照射条件を決定した。 2)動脈硬化性病変を有するウサギの大動脈壁に同上照射して,その効果を組織学的に検討して適正な出力条件を決定した。 3)同時にエキシマレ-ザ-との比較検討した。 現在導光路としてのファイバ-の開発を行っており,実験条件の一定化に努力している
|