研究課題/領域番号 |
02454504
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研究機関 | 聖路加看護大学 |
研究代表者 |
片田 範子 聖路加看護大学, 看護学部, 助教授 (80152677)
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研究分担者 |
舟島 なをみ 埼玉医科大学短期大学, 看護学科, 助教授 (00229098)
平林 優子 聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (50228813)
及川 郁子 聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (90185174)
常葉 恵子 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (90054577)
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キーワード | 小児看護 / リエゾンシステム / 小児病棟 / 看護ケア / 小児・成人混合病棟 / 小児科病棟 / 付き添い |
研究概要 |
小児の入院形態による看護の違いを明確にするために、平成2年度は全国的調査のための質問紙を作成し、配布する段階までを目的とした。 1.参加観察による小児看護の現状の把握と分布(4月〜9月) 一般総合病院での小児の入院状況についてケアの方法、看護婦(士)の関わり、付き添い・面会状況の観点から、東京ならびに、近郊の病院の協力を得て、参加観察や聞き取り調査を行った。母親の付き添いのある小児科病棟、成人との混合病棟を対象とした。入院している小児と親を中心にケアしている病棟の看護婦や婦長からも情報を得た。 2.質問紙作成の基礎検討(9月〜10月) 観察内容を描写的に記述したデ-タを持ち寄り、検討した結果、小児看護の現状を知るための質問紙の基本となるデ-タ群の整理には、(1)病院の特性、(2)病棟の特性、(3)小児と親の看護されている状況についての認識、(4)看護婦のケアへの意識、さらには、(5)成人の混合病棟の場合は、同室となる成人の患者からの情報が不可欠であると判断された。 3.質問紙の作成とプレテストの施行(10月〜1月) 5部のセレクションから構成される質問紙の作成を開始し、小児専門病院の看護婦の意見も交え、質問紙の洗練を行った。5部からなる質問紙セットを東京2・神奈川・静岡の4病院でプレテストを行った。各病院の看護部長を通し、看護部長・病棟婦長・看護婦3人・親3人・成人3人として配布をお願いし、郵送法による回収を行った。 4.プレテストの検討と本調査の依頼(2月〜3月) 回収された質問紙について、CRUNCH統計学ソフトプログラムを用いて基礎的統計をだし、各項目の記入状況、難易度などを検討し、本調査用の質問紙を作成した。本調査の依頼を平行して行い、300床以上ある一般総合病院から436の協力を確認し、発送の準備をしている。
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