研究課題/領域番号 |
02454522
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
押味 和夫 東京女子医科大学, 医学部, 助教授 (40089991)
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研究分担者 |
赤星 雅 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (40150974)
高橋 正知 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (90119991)
泉二 登志子 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (00101808)
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キーワード | bispecific抗体 / LAK細胞 / AML |
研究概要 |
1)抗CD3 Fab'×抗CD13 Fab' bispecific抗体の作製 成功した。 2)この抗体によるCD13^+急性骨髄性白血病(AML)細胞障害作用 ILー2で誘導したlymphokineーactiuated Killer(LAK)細胞をeffectorとして、^<51>cr標識CD13^+AML細胞を標的細胞とした4時間の^<51>cr放出試験では、このbispecific抗体を添加するとCD13^+細胞に対しキラ-活性が特異的に増強される。 3)CD13^+AML細胞に対するbispecific抗体の作用をコロニ-アッセイを用いて検討 AML芽球のコロニ-形成能は、LAK細胞で有意に抑制され、LAKにbispecific抗体を加えると抑制の程度はさらに増強した。 4)電顕による観察 LAK+AML細胞の系にbrispecific抗体を添加すると、AML細胞はapoptosisの機序により障害された。 以上、平成3年度の実験計画はすベて成就した。このデ-タは論文として公表予定である。
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