研究課題/領域番号 |
02507003
|
研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
石井 清一 札幌医科大学, 医学部, 教授 (20001000)
|
研究分担者 |
高橋 武 道立札幌肢体不自由児総合療育センター, 院長
内山 英一 札幌医科大学, 医学部, 助手 (70221108)
小原 昇 札幌医科大学, 医学部, 助手 (90160936)
佐々木 鉄人 札幌医科大学, 医学部, 講師 (70001881)
|
キーワード | 足底圧測定装置 / インソ-ル型 / ICカ-ド / CPU / スポ-ツ動作解析 / 足変形 |
研究概要 |
本年度は足底圧測定装置の開発を行った。システム構成を以下に示す。1足底圧用マトリックスセンサ-装置:小型のワイヤストレンゲ-ジ方式プレッシャ-センサ-を開発し、これを足底の重要な16点の部分圧を測定できる特殊材質を包埋したインソ-ルに設置する。足底のセンサ-設置点は以前に行った正常人男女の測定圧分布状態から算出した。 2.ICカ-ドメモリ-装置:各足底圧・荷重圧出力信号をアナログ増幅し、その入口を12ビットA/Dコンバ-タ-を通してCPUに入力する。そのデ-タをICカ-ドメモリ-に記憶させる装置である。CPUは超小型のもので16KRMである。各チャンネルのアナログデ-タはそのままストックされる。CPUはかなりの演算機能を持っているのでICカ-ドメモリ-に入力する以前のところで、デ-タ処理したものをICカ-ドにメモリ-も可能である。 3デ-タ処理装置:ICカ-ドにメモリ-された足底の合体または部分圧力変化をICカ-ドによって読み取り、これをコンピュ-タ-(PC9801)に入力する。各情報はコンピュ-タ-によって処理されデ-タ波形をプリントアウト可能である。 以上の装置を用いて精度測定を行っている。その結果、高い精度が得られれば、本装置を用いてスポ-ツにおける諸動作と足底圧との関連性、麻痺によって生じた足変形と足底圧との関連性を検索する予定である。
|