研究課題/領域番号 |
02555071
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報工学
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研究機関 | 京都大学 (1991) 九州大学 (1990) |
研究代表者 |
富田 眞治 京都大学, 工学部, 教授 (40026323)
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研究分担者 |
小柳 滋 (株)東芝, 総合研究所・情報システム研究所, 主任研究員
石井 光雄 (株)富士通研究所, 情報処理研究部門, 部長
吉田 紀彦 九州大学, 工学部, 助教授 (00182775)
村上 和彰 九州大学, 大学院総合理工学研究科, 助手 (10200263)
福田 晃 九州大学, 大学院総合理工学研究科, 助教授 (80165282)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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キーワード | 可変構造 / 並列処理計算機 / 同期機構 / キャッシュ・コヒ-レンス / 並列処理言語 / 負荷分散 / 並列オペレ-ティング・システム / メッセ-ジ指向 |
研究概要 |
本研究は、応用のもつ論理構造と実マシンの物理構造のギャップを解消することによって、並列処理の高速化を図ることを目的としたもので、主な成果を以下に示す。 1.可変構造型並列計算機のための相互結合網の研究: 結合網にクロスバスイッチをベ-スとした方式に、デマンドモ-ド、プリセットモ-ドと呼ぶ2つの網設定方式を用意することで、可変性の実現問題に基本的に対処した。また,相互結合網合成のためのコンパイラも開発した。 2.可変構造型並列計算機のための要素プロセッサの研究開発: 相互結合網およびメモリの可変構造性を効率よく実現するためにプロセッサ問題通信やキャッシュ・コヒ-レンスの高速化などのハ-ドウエア方式、具体的には、ハ-ドウエアによる要素プロセッサ間同期機構、およびディレクトリ方式に基づくコヒ-レンス制御機構など新しい方式を研究開発した。 3.基本ソフトウエアの研究開発: C言語をベ-スとした並列処理向き高級言語の処理系を開発した。また,ハ-ドウエアの可変構造性を十分生かした並列/分散OSを構築するため、その第一段階として、密結合型マルチプロセッサのための並列OSの研究を行った。カ-ネル処理の並列性を生かして高速化するカ-ネル処理の負荷分散方式、特にスレッドの効率のよい並列フォ-ク方式を提案し、シミュレ-ションで効果を確認した。
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