| 研究分担者 |
鈴木 雅和 東京大学, 農学部, 助手 (40216437)
田代 順孝 千葉大学, 園芸学部, 助教授 (20188238)
輿水 肇 明治大学, 農学部, 教授 (60012019)
唐澤 耕司 熱帯資源植物研究所, 所長
斎尾 乾二郎 東京大学, 農学部, 名誉教授 (80011831)
|
|---|
| 研究概要 |
本年度における研究実績はつぎのとおりである。
1.ランおよびハスに関する画像を含むデ-タベ-スを継続して入力した。ランに関して,交配記録をデ-タベ-ス化して,形質と組み合わせて解析評価し,交配親選定を合理化する育種支援システムとして発展させる基礎的な検討を行った。
2.昨年度開発した緑地植物の画像を含むデ-タベ-スを利用し,これに緑化対象地の諸元デ-タベ-ス,植栽量内訳デ-タベ-スを組み合わせ,緑化対象地に対する植栽設計の質的・量的解析を行いながら,植栽設計の試行錯誤を行なえる植栽設計支援を開発した。
3.植栽計画上における緑地植物の市場流通に係わる利用のあり方,方法についての基礎的な検討を行った。
4.文献,スライドフィルム,ビデオなどの画像および音声情報を入力し,編集できるコンピュ-タ-システムを整備した。
5.上記システム上での植物の栽培・繁殖・管理に関する情報を集積し,それらを総合化させるハイパ-メディアを開発した。果樹を対象としでモノクロであるが,緑地植物のカラ-版のシステムを開発する予定である。
6.集合住宅地における景観デ-タベ-スは植栽景観の変化を的確に表現したデ-タが十分収集できなかったため,今年度のシステム開発は行なわかった。
7.昨年度開発した植物の色彩定量化システムを利用して,ハスの花弁を計測し,統計解析を行い,品種における色彩の類型化を行った。
|
