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1990 年度 実績報告書

沙漠における野菜の栽培と管理システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 02556003
研究機関鳥取大学

研究代表者

竹内 芳親  鳥取大学, 乾燥地研究センター, 教授 (90032094)

研究分担者 本名 俊正  鳥取大学, 農学部, 助教授 (90093624)
遠山 柾雄  鳥取大学, 乾燥地研究センター, 助教授 (00038267)
キーワード静止画通信 / 生育診断 / 野菜栽培システム / 土地集約型 / 園芸技術 / 土壌水分センサ- / 砂中含水量 / コンピュ-タ-
研究概要

沙漠を持たない我が国において、沙漠の研究を行うことは非常に難しいことである。ましてや作物栽培技術に関する研究は現場での研究となる。従って国外の現場と国内の研究室を電話回線により結び、静止画像通信・パソコン通信などにより情報の交換を重ねることは、沙漠の研究をよりスム-ズに進める上で非常に有効な手段と考えている。具体的な作物栽培に対する栽培指針の発信基地を国内に持つことが出来れば沙漠研究にとって大きな貢献と考える。
以上のことから、本研究は既に開発された電気通信を利用した作物の栽培を本研究施設内で試みるものである。
1.自動かん水装置付栽培システムの試作、改良、完成
(1)土壌水分センサ-の選定とかん水の自動化システムの開発
(2)砂中含水量とONーOFFシステムを開発する
(3)かん水装置を開発する
2、かんがい水量と環境要因との相関
(1)栽培期間中の各種気象環境要因の分析とかんがい水量の相関を算出する
(2)環境要因の計測値からのかんがい水量を予測し、かん水量を決定する自動かん水装置の開発を検討する
3、施肥量の決定
(1)最少かん水量による適正施肥量を検討する
(2)生育、季節等時期別の適正施肥量を検討する
(3)作物別、時期別の施肥量を検討する
以上、平成2年度に計画された栽培システムは作動することが確認された。従って平成3年度から本格的な上記研究に取り組むこととする。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 竹内 芳親: "電気通信を活用した作物の栽培管理に関する研究(第1報) 画像通信システムの概要" 熱帯農業. 第34巻別号2. 42-43 (1990)

  • [文献書誌] 竹内 芳親: "電気通信を活用した作物の栽培管理に関する研究(第2報) 画像通信によるハウスメロンの栽培事例" 熱帯農業. 第34巻別号2. 44-45 (1990)

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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