データ・フォーマットは椎名晋一が研究代表者として研究が行なわれていた総合研究(A)「医療用光カードのフォーマット統一に関する研究」で平成2年度に最終案が作成され、公開された。 規準案にもとづき、ソフト会社の協力をえてプログラムを作成した。このプログラムは平成3年3月までにほぼ完成した。 平成3年4月から外来患者約100名のデータの入出力実験を行ない、平成4年11月まで逐次改良を重ねたが、その実験成績は満足すべきものであった。 平成4年12月から東京医科歯科大学保健管理センター、大阪府立母子保健総合医療センター、島根医科大学、銀座内科センター診療所、近畿大学、阪南中央病院、昭和大学、大野記念病院、神奈川内科医会、宮沢医院の10施設で健診、人間ドック、診療などでの試用実験の協力をえている。これらの実験からユーザーとしての観点からの意見をソフトに反映したいと考えている。
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