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1990 年度 実績報告書

地域メッシュ統計デ-タの利用システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 02558025
研究機関東京都立大学

研究代表者

矢野 桂司  東京都立大学, 理学部, 助手 (30210305)

研究分担者 近藤 昭彦  東京都立大学, 理学部, 助手 (30201495)
野上 道男  東京都立大学, 理学部, 教授 (50087144)
キーワード地域メッシュ・デ-タ / パ-ソナル・コンピュ-タ / 国土数値情報 / 国勢調査報告 / ラスタ-形式 / 地理情報システム
研究概要

本年度は,地域メッシュ・デ-タ処理システムの開発に向けて,コンピュ-タのハ-ドウェア・システムの整備と,地域メッシュ・デ-タの充実を図った.そしてさらに,処理システムのアウトラインを検討し,試験的なプログラムの作成を行なった.
コンピュ-タのハ-ドウェア・システムの整備に関しては,大量デ-タの高速処理を必要とすることから,現時点で最も高速なパ-ソナル・コンピュ-タを2式と,大容量のデ-タ管理を可能とする光磁気ディスク装置を購入した.また,パソコン・レベルにおいて,膨大なアドレス空間を利用可能とする,開発言語・ユ-ティリティ(DOS・エクステンダ-)を備え付けた.これによって,大規模な地域メッシュ・デ-タを一度に処理するプログラムを開発することが可能となった.地域メッシュ・デ-タの充実に関しては,現時点において購入可能な地域メッシュ・デ-タの一覧を作成し,当大学に既存するデ-タの整理を行なった.その結果,昭和55年国勢調査報告地域メッシュデ-タ(全国)を購入した.
試験的なプログラム開発(部分システムのテストラン)に関しては,矢野が磁気テ-プで頒布されている地域メッシュ・デ-タ(IBMフォ-マット,EBCIDICコ-ド)を,簡便にパソコン側のデ-タ形式(MSーDOSフォ-マット,ASCIIコ-ド)に変換し,光磁気ディスクに貯蔵するシステムを開発中である.また,野上と近藤は,ラスタ-・デ-タを高速にディスプレ-表示させる地図化システムの開発を行なっている(対象範域は日本全体をカバ-するものである).
来年度は,進行中のプログラム開発を継続し,特に,各種統計量の計算プログラムの開発を行なう予定である.

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 野上 道男: "ラスタ型数値地図の紹介と日本島の基本値" 地理. 35. 111-115 (1990)

  • [文献書誌] 野上 道男: "数値地図1ー8" 地理. 35. 5-12 (1990)

  • [文献書誌] 野上 道男: "数値地図9ー11" 地理. 36. 1-3 (1991)

  • [文献書誌] 矢野 桂司: "一般線形モデルによる空間的相互作用モデルの統合" 地理学評論.

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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