• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1992 年度 実績報告書

地域メッシュ統計データの利用システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 02558025
研究機関立命館大学

研究代表者

矢野 桂司  立命館大学, 文学部, 助教授 (30210305)

研究分担者 野上 道男  東京都立大学, 理学部, 教授 (50087144)
キーワード地域メッシュ統計データ / 地理情報システム / ラスタ・データ / パーソナル・コンピュータ / 国勢調査報告 / コンピュータ・マッピング
研究概要

今年度は,前年度に作成した以下のシステムのプログラムを整理は,プログラムの全ソース・リスト,その用方法,出力結果の一覧を報告書にまとめた.また,データベースとしては,昭和50,55,60年の国勢査地域メッシュ統計,国土数値情報の標高データなどを蓄積し,数百変数の全国メッシュ・マップを描くこと出きるシステムが構築された.
特に,矢野は,ラスター・データ・ファイルから,1変数の基本統計量・頻度分布のプログラムや,2つの数の基本統計量・散布図のプログラムを開発した.そしてそれらのプログラムを利用して,全国レベルでの6歳以上の高齢人口比率の進展と,標高や起伏量との関係を明らかにした(矢野,1992).さらに,メッシュ・ップの作成に対しては,レーザ・プリンタを購入し,4階調の地図を描かせた(報告書に所収)
また,野上は,東京を中心とした圏域ごとの人口分布を明らかにしている.
最終的に構築された,地域メッシュ統計利用システムの基本構成は以下のようである.
1.地域メッシュ統計のデータベースの構築
2.フィールド・データ変換システム
3.ラスター・データ変換システム
4.メッシュ・マップ作画システム
5.メッシュ統計解析システム
なお,実際のシステムの実行には,昭和50,55,60年の人口,高齢者人口比率,標高値,起伏量などをいた.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 矢野 桂司: "地域メッシュ・データの利用システムの開発ー地理情報システム(GIS)と地理学ー" 立命館地理学. 4. 27-40 (1992)

  • [文献書誌] 野上 道男: "地球温暖化が農業的土地利用に与える影響の予測" 地学雑誌. 101. 506-513 (1992)

URL: 

公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi