| 研究課題/領域番号 |
02558036
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| 研究機関 | 八戸工業高等専門学校 |
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研究代表者 |
工藤 隆男 八戸工業高等専門学校, 電気工学科, 助教授 (10110214)
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| 研究分担者 |
松橋 信明 八戸工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (40199831)
福田 廣夫 八戸工業高等専門学校, 一般教科, 教授 (60042131)
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| キーワード | 運動スキル / 分析システム / 情報合成 / 足荷重 / 測定評価 / バイオフィードバック / 新指導法開発 / 教育工学 |
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| 研究概要 |
昨年度までに試作したウェーデルン技術のトレーニング・分析システムは、片足1チャネルの足裏荷重を対象としたため、荷重を基礎とした運動スキルの詳細な分析については不可能であった。また、室内でのトレーニング使用を前提として開発したため、スキー場などにおけるフィールド実験には使用できないという問題があった。
そこで、昨年度までの研究成果をもとに、室内トレーニングにおけるスキー技術の詳細な分析システムの開発について研究をするとともに、スキー場でのデータ収集分析も可能とするより実用性の高いシステムの実現について、
(1)足裏荷重6チャネル分析システムの試作と性能評価
(2)携帯用10チャネルデジタルデータレコーダの設計・試作
(3)データ収集・分析プログラムの試作と性能評価
などについて研究を進めた。
その方法は、16ビットパーソナルコンピュータと試作した多チャネル増幅回路及びインタフェース回路でハードウェア部を構成し、構造化BASIC言語でソフトウェア部を試作し、性能を評価した。
研究の結果、このシステムは、荷重を基礎としたデータにより、様々なレベルのパターンの分析が可能になり、身体運動スキルの正確な収集・分析を自重化できるので、昨年度までのシステムに比較し、より科学的なトレーニングの環境を提供できる可能性が前進した。従って、従来にも増して効果的で高度な総合的指導が可能になると思われる。すなわち、初級運動者に対しては、無理のない安全なトレーニング指導が可能となり、上級運動者には、科学的トレーニングによる技術レベルの一層の向上が期待できる等、スポーツ・体育の領域における体研究の意義は大きい。
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