研究課題/領域番号 |
02610105
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
谷口 琢男 茨城大学, 教育学部, 教授 (80007517)
|
研究分担者 |
木村 浩 国立教育研究所, 国際研究協力部, 室長 (90124180)
|
研究期間 (年度) |
1990 – 1992
|
キーワード | 職業資格 / 新職業主義 / 職業技術教育計画TVEI / 職業前教育証書 / 生徒プロフィールもしくは達成の記録 / 中等教育修了一般証書GCSE / 全国共通教育課程 / 選択と多様性 |
研究概要 |
科研代表者と分担者は研究題目の研究を、平成3年度以降、両者が世話人となっている現代イギリス教育研究会の活動と結び付けて進めることとした。平成3、4年度を通して、次のような発表があり、それをめぐって討議が重ねられた。そのうち、川野辺日本学術振興会所員「マイノリティの低学力問題」、柳田慶応大大学院学生「CPVQの職業資格改革について」、山内東大名誉教授「イギリス・ナショナル・カリキュラム政策の構造について」、沖早大大学院学生「1992年教育白書『選択と多様化』」、荒木青学大大学院学生「全英教員組合とナショナル・カリキュラムについて」等は研究題目と直接関連したものであった。此の間、科研代表者は「イギリスのカリキュラム改革の動向について」(カリキュラム学会)、「イギリス・ナショナル・カリキュラムの展開」(イギリス研究フォーラム)を、」研究分担者は「イギリスのナショナル・カリキュラム」(比較教育学会)をそれぞれ、課題研究提案を行った。科研代表者は、平成3年3月、平成4年3月にそれぞれ中間成果報告として、「イギリス中等教育(カリキュラム)改革研究参考文献資料集(I)、(II)」(茨城大学教育学部)を作成した。平成5年度には、最終報告とし資料集(III)および報告(論文)を作成した。報告(論文)は、「イギリス中等教育(カリキュラム)改革における一般教育と職業教育の結合と展開の諸相」というタイトルで、新職業主義の理念、職業技術教育計画(TVEI)、プロフィールおよび生徒達成の記録、職業前教育証書CPVEの発足、中等教育終了証書GCSE試験制度の改革、ナショナル・カリキュラムの導入、等における一般教育と職業教育の結合と展開を検討した。 その内、現代イギリス教育研究会でも成果を論文にして公表する予定である。
|