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1990 年度 実績報告書

除去加工用修正加工システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 02650095
研究機関京都大学

研究代表者

垣野 義昭  京都大学, 工学部, 教授 (00026204)

研究分担者 井原 之敏  京都大学, 工学部, 助手 (90213199)
キーワード加工形状誤差 / オンザマシン計測 / 修正加工 / 仕上面あらさ / 研削加工 / 変位検出型プロ-ブ / 偏差検出型測定
研究概要

1.仕上面あらさのオンザマシン計測システムの開発
主軸先端に触針式検出器を取り付けて,切削・研削加工した仕上面のあらさをかなり大きい振動のある条件下で正確に測定するシステムを開発した。すなわち検出デ-タをフィルタを通すか,10回程度の積算平均化を行うことにより振動を除去することができるシステムを開発した。
2.2次元の加工形状誤差の計測と表示システムの開発
3Dの変位検出型プロ-ブを主軸先端に取り付けて,加工用NCプログラムを用いて2次元の加工形状誤差を偏差検出型で計測し,それを寸法誤差,位置誤差および形状誤差に分類表示するシステムを開発した。このシステムを用いて研削加工された板状部品の加工形状誤差を測定したところ,高精度な3次元測定機で倣い測定した結果とかなり良く一致した。
3.2次元形状の修正加工システムの開発
2次元の板状部品についてCBN砥石を用いた研削加工用の修正加工プログラムを対話型で作成するシステムを開発した。これを用いて実際に修正加工を行ったところ,位置誤差と寸法誤差は2μm以下に,形状誤差は3μm以下にすることができた。この誤差の大きさは計測システムの測定誤差とほぼ同じ大きさであった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Yoshiaki Kakino: "Development of Machining and Measuring Center,and Evaluation of It's Performance" Proceedings of JapanーUS Symposium on Flexible Automation '90. 189-195 (1990)

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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