研究課題/領域番号 |
02650451
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
石谷 久 東京大学, 工学部, 教授 (70013703)
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研究分担者 |
松橋 隆治 東京大学, 工学部, 助手 (80229517)
大村 昭士 東京大学, 工学部, 助手 (80010982)
島田 荘平 東京大学, 工学部, 助教授 (40011233)
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キーワード | 資源 / エネルギ- / デ-タベ-ス / 情報 / 統計 |
研究概要 |
AI指向言語等を含む各種のソフトウエア開発支援システム、開発環境を利用し、個別的に発生し、必ずしも整合性のない多種多様な資源・エネルギ-情報の整理体系化、整合性のチェック並びにデ-タの基本的解析手法を検討した。 基本的な情報表示に関する個別手法の検討と上記目的のシステムに必要な入力、表示手段の開発を行った。具体的にはワ-クステ-ションのマルチウインドウ等を生かした表示により、デ-タの存在、定義、内容などの理解をより容易にできる表示方法と、その実現性を検討した。 具体的には、経済統計(日経NEEDS)など他分野野多様な情報を複合使用し、金属鉱業事業団の資源情報デ-タベ-スをもとに、日本の基本的な資源・エネルギ-状況を把握するためのデ-タ解析手法の開発を試みた。特に、外国に殆どの資源を依存する日本の経済的、物理的な安定性、資源ブロックの形成状況等を分析し、資源枯渇、価格変動などの異常時の供給変動可能性を分析した。 具体的には、Object Oriented Paradigm(OOP)指向言語を用いてデ-タベ-スシステムを構築し、実際にデ-タを分析することによりその有用性を検証した。分析に際しては、デ-タソ-スの異なる二種類のデ-タに対して、主成分分析、回帰分析、主成分分析を伴う回帰分析を行った。その過程を従来のデ-タベ-ス、及び、市販の統計処理パッケ-ジソフトと比較した場合、多くの優位性が認められた。
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