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1991 年度 実績報告書

超微粒子混練用ロ-ルミル内の粒子の流動機構の解明とミルの連続自動化システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 02650694
研究機関九州大学

研究代表者

村上 泰弘  九州大学, 工学部, 教授 (00037730)

研究分担者 小森 悟  九州大学, 工学部, 助教授 (60127082)
神崎 隆男  九州大学, 工学部, 助手 (30221906)
高尾 征治  九州大学, 工学部, 助手 (10037898)
キーワード粒子分散 / 自動制御 / ロ-ルミル
研究概要

ロ-ルミルは高粘度分散媒の中に粒子を高度に分散させることができる分散機として、古くから塗料、インク、化粧品などの製造工程に用いられてきた。近年、ファインケミカル、セラミックス、エレクトロニクス産業が急成長するに伴い、これらに必要な素材開発および製造工程において各種のペ-ストを高度に均一化、超微粒子化できる分散機として広く用いられるようになった。なかでも、現在、工業的に広く用いられているのは3本ロ-ルミルである。しかし、この3本ロ-ルミルは生産性が低いこと、連続運転がなされていないこと、密閉系で運転が困難であるため高度な有機溶媒が使えないなどの問題点がある。特に自動化がなされていないために、熟練工が手作業によって試料の投入と掻き取りを繰り返しながらロ-ル間間隙を段階的に小さくしていくという複雑な作業をしており、熟練工の勘と経験に大きく依存しているのが現状である。
そこで、本年度は前年度に続いて3本ロ-ルミルの欠点を克服し2本ロ-ルミルの連続自動化を可能とすることを目指した。
具体的には、2本のロ-ル間間隙を自動的に制御できるシステムを開発することによって本格的な2本ロ-ルミルの連続運転自動法を確立し、実際に粒子の分散実験を行いその有効性を確かめた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 高尾 征治: "2本ロ-ルミルの連続自動運転システムの開発" 化学工学論文集. 17. 709-715 (1991)

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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