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1990 年度 実績報告書

牛の環境適応試験におけるデ-タ通信システムの利用

研究課題

研究課題/領域番号 02660264
研究機関帯広畜産大学

研究代表者

柏村 文郎  帯広畜産大学, 畜産学部, 助手 (80142793)

キーワード牛 / 環境適応 / 体温 / 熱発生量 / パソコン通信 / ネットワ-ク
研究概要

1.可動式呼吸代謝測定装置による牛の熱発生量測定試験
(1)大学附属農場の牛舎に可動式呼吸代謝測定装置を設置した。装置の精度を調査するため、メタノ-ル燃焼試験を行った結果、O_2、CO_2濃度分析および呼気採集に関する装置の信頼性が確認された。
(2)フ-ド付チェ-ンタイ牛床へ乳牛を数日間繋留し、牛床およびフ-ドの改良を行った。
(3)連続的に自動計測を行うためのシステムを構築中である。測定項目:(1)呼吸代謝量(VO_2、VCO_2、VCH_4)(2)生理指標(体温、心拍数、呼吸数)
(3)行動(起立・横臥、採食、反芻、飲水)(4)環境要因(気温、湿度、気圧)
(4)全測定項目を1分間隔でコンピュ-タに自動入力するプログラムを、C言語を用いて開発中である。なお、CH_4濃度測定のための赤外線分析計の納入が間に合わず、来年度の試験から取り入れることとした。
2.パソコン通信網を利用したデ-タ伝送試験
(1)日本で最も広く利用されているパソコンネットワ-クであるであるPCーVANおよびNIFTYーServeを利用した。
(2)伝送方法として最も手軽な方法は、電子メ-ルを利用するものであった。
(3)伝送速度は、1200bpsまたは2400bpsであるため多量のデ-タを送るには充分な速度とは言い難い。その対応策として、デ-タを圧縮し、XーModem等の伝送方法を利用するのが現在最良の方法と考えられた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 柏村 文郎: "恒温環境下の未経産牛における熱発生量および体温変動と行動の関係" 日本畜産学会第84回大会講演要旨. (1991)

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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