研究課題/領域番号 |
02670486
|
研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
宮川 幸子 奈良県立医科大学, 医学部, 助教授 (30094626)
|
研究分担者 |
岡田 奈津子 大阪大学, 医学部, 講師 (60135697)
吉岡 章 奈良県立医科大学, 医学部, 助教授 (40106498)
|
キーワード | 抗核抗体 / 抗ENA抗体 / 特発性血小板減少性紫斑病 |
研究概要 |
新しい抗核抗体と思われるTPNA陽性の患者血清を標準として、成人特発性血小板紫斑病(ITP)66例の血清をスクリ-ニングしたが、TPNA陽性例はなかった。従ってTPNAをITP診断のマ-カ-抗体として用いうる可能性は否定的である。 アフィニテイ-クロマトグラフィ-、SDSなどのゲル濾過法を用いてTPNA抗原の精製を試みているが、現在のところ他の蛋白の混人があり、単離は成功していない。 ^<32>Sーメチオニン標識HeLa細胞抽出物を用いた免疫沈降法でTPNAと同位置にDNAと思われる高分子スメアが検出される点から、TPNAはDNA結合性蛋白である可能性が考えられている。
|