1.犬において、脂肪酸の結腸内投与により胃酸分泌抑制がみられ、これはガストリンはなく、PYYの分泌増加によるものであると報告した。また、胆汁酸の結腸内投与によCCKで刺激された膵外分泌が抑制されることを報告した。 2.ヒトにおいて、結腸切除前後における血中PYY値の変動を比較するため、結腸切除脂肪(Lipomul100ml)負荷試験を11例の症例に行い、血漿を保存している。しかし、ヒ定系を確立すべく、抗体の種類の選択、試料の抽出法、各種条件等を変えて行ったがしていない。今後はさらに、新しい抗体を開発することなどが必要と思われる。
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