研究課題/領域番号 |
02670640
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
河本 圭司 関西医科大学, 医学部, 講師 (70077741)
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研究分担者 |
坂井 信幸 関西医科大学, 医学部, 助手 (30225768)
沼 義博 関西医科大学, 医学部, 助手 (40208278)
川上 勝弘 関西医科大学, 医学部, 助手 (40186060)
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キーワード | glycoprotein / EGF / EGFーR / FcM / brain tumor / DNA |
研究概要 |
1.脳腫瘍の培養細胞を用いたDNA量解析 (1)DNAーIndexの測定 種々の脳腫瘍細胞を用いて、リンパ球と混合して:DNAーIndexを求め、悪性度を検討した。特にgliomaでは,aneuploidyパタ-ンを示し、臨床予後と関連することが判明した。(Brain Tumor Pathology発表) (2)PNETの細胞動態 未分化腫瘍に対して、FCMを用いたDNA量測定し、diploidパタ-ンを生することが多い事を報告した(Pwain Tumor Pathology発表) (3)NK細胞の抗腫瘍効果 患者リンパ球より、NK細胞を選択的に分取し、培養細胞に抗腫瘍効果のあることが判明した(Human Cellに発表) 2.糖鎖抗原について 日本癌治療学会に発表し、消化癌ではその発現が強く、gliomaでは少ない。癌の診断に、固形癌よりFcMを用いて可能となることが判明した 3.EGFレセプ-の発現 「脳と免疫」研究会に発表し、脳腫瘍細胞では、EGFとEGFーRの発現がみられ、autocrine systemが存在する可能性を発表した。(神経免疫研究に発表)
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