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1991 年度 実績報告書

コンポジットレジン修復窩洞の象牙質面処理剤に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 02670858
研究機関日本歯科大学

研究代表者

新海 航一  日本歯科大学, 新潟歯学部, 助教授 (90147843)

キーワードコンポジットレジン修復窩洞 / 象牙質面処理剤 / smear layer / 剪断接着強さ / 象牙質接着
研究概要

1.圧縮剪断接着強さ試験の結果について
Table 1は接着強さの平均値とSDおよびこれらをt検定した結果を示している。今回使用いた6種類の象牙質処理剤応用後の象牙質面に対するPhoto Bond^<TM>とPhoto Clearfil Brigth^<TM>の接着強さはKE(約70kgf/cm^2)が最も高く、15ED(約60kgf/cm^2)も比較的高い値を示した。他の処理剤に関しては約40〜50kgf/cm^2の剪断接着強さを示した。平均値の差の検定(tーtest)結果ではKEーSB間とKEーDC間に信頼率99%で有意差が、KEー5AA間とKEー10AA間に信頼率95%で有意差が認められたが、KEー15ED間には有意差は認められなかった。したがってKE応用後の象牙質面に対する接着強さは15EDを除く他の処理剤応用後のものよりも有意に高いことが判明した。
2.象牙質透過率と接着強さの関連性について
Fig.1は象牙質透過率と剪断接着強さの相関を示した図である。単回帰分析の結果、象牙質透過率と剪断接着強さの間にはY=45.1229+0.0378X、相関係数0.2036が得られ、有意な相関はないことが判明した。

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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