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1990 年度 実績報告書

看護者の手指細菌叢の疫学的調査と変化要因の研究

研究課題

研究課題/領域番号 02671080
研究機関自治医科大学看護短期大学

研究代表者

斉藤 ゆみ  自治医科大学看護短期大学, 講師 (40196019)

研究分担者 金子 昌子  自治医科大学看護短期大学, 助手 (70194909)
島内 千恵子  自治医科大学看護短期大学, 助手 (00206161)
キーワード手指細菌(叢) / GPCグラム陽性球菌 / GNCグラム陰性球菌 / GPRグラム陽性桿菌 / GNRグラム陰性桿菌 / MRSAメチシリン耐性黄色ブドウ球菌
研究概要

平成2年7月及び11月に実習前の看護学生10名を対象にして手指細菌の検出を行った。その結果は先ず検出細菌種の内訳からみると、一回目の実験ではGPC80%、GPR16%,GNC2%,GNR0%。2回目はGPC89、2%,GPR6%,GNC0%,GNR1%であった。また一回目の実験ではGPCのうちS.aureusは2、5%、Micrococcus6、4%、残りの約90%はコアグラ-ゼ陰性のブドウ球菌であった。GNCは一人の学生からのみ検出され、それらはAchromobacter xylosoxidano及びAcinetobactor calcoaceticusであった。GPRはバチルスが86%を占めていた。2回目の実験ではGPCの内、S.aureus5、6%、Micrococcus7%、コアグラ-ゼ陰性ブドウ球菌87%であった。
また同年12月に実施した看護職員15名の仕事前、手指細菌の検出結果はGPC73%,GPR18、5%,GNC3、7%GNR2,2%であり、この細菌種の割合は仕事後においてもほぼ同様な結果であった。仕事前の検出細菌種ではGPCのうち約8%がS.aureus(内、66、7%がMRSA)で、Micrococcus5%、残りの87%はコアグラ-ゼ陰性のブドウ球菌であた。GPRは20%がバチルスであった。GNCは3人の看護婦から検出され、Acinetobactor Calcoaceticus、及びAcinetobactor Iwoffiの2菌種出あた。GNRは4人の看護婦から検出され、それらはFlavobacterium,Aeromonas hydrophilla、Pseudomonas属であった。

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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