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1991 年度 実績報告書

看護者の手指細菌叢の疫学的調査と変化要因の研究

研究課題

研究課題/領域番号 02671080
研究機関自治医科大学看護短期大学

研究代表者

斉藤 ゆみ  自治医科大学, 看護短期大学, 講師 (40196019)

研究分担者 金子 昌子  自治医科大学, 看護短期大学, 助手 (70194909)
賀来 満夫  長崎大学病院, 検査部, 講師 (40224357)
キーワード手指細菌叢 / 看護者の手指細菌
研究概要

平成3年11月に行った手習前看護学生8名の実指細菌の検出結果はGPC77%、GPR19%、GNC、R3%であった。GPCのうち、S.aureusは3株(13%)で、MRSAは検出されなかった。GPRはバチルスが33%を占めていた。GNC、Rではブドウ糖発酵性の菌1株のみが検出された。
また同年7、11、12月に実施した看護婦延べ48名の仕事前手指細菌の検出結果は、GPC79%、GPR16%、GNC、R5%であった。GPCのうち、S.aureusは9株(16%)で、内ち、7株(78%)がMRSAであった。GPRはバチルスが44%を占めていた。GNC、RはFlavobacterum sp.、Klebsiela sp.,Acinetobacter sp.,Moraxella sp.などの菌であった。勤務後の手指細菌の検出結果はGPC78%、GPR16%、GNC、R6%であった。GPCのうち、S.aureusは8株(4%)で、内1株(13%)がMRSAであった。GPRはバチルスが71%を占めていた。GNC、RはAcinetobacter sp.を中心にPseudomonas sp.,Moraxella sp.などであった。
同年7、11、12月に実施した外科系2科、内科系1科の環境からの分離菌の検出結果は、GPC40%、GPR51%、GNC、R9%であった。GPCのうち、S.aureusは12株で、すべてMRSAであった。GPRはバチルスが80%を占めていた。GNC、RではAcinetobacter sp.12株とPseudomonas sp.が7株で全体の60%を占めていた。また同時期の、同3科の臨床分離菌は、各科ともMRSA及び緑膿菌が主要な分離菌てして1、2位を占めていた。

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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