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1991 年度 実績報告書

看護作業のエネルギ-代謝に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 02671081
研究機関滋賀県立短期大学

研究代表者

玄田 公子  滋賀県立短期大学, 看護部, 教授 (80074061)

研究分担者 寄本 明  滋賀県立短期大学, 看護部, 助教授 (30132278)
キーワード看護作業 / エネルギ-代謝 / 心拍数
研究概要

看護作業を生理学的に分析するには,エネルギ-消費量を求めることで労作負担の程度を知ることができ,1日のエネルギ-消量費は,心拍数と酸素摂取量との相関関係を示す回帰直線から推定することができる。一方,看護の分野においては,看護作業の生体負担や交替制勤務による疲労などの面から,看護作業における身体活動の分析が行われている。しかし,エネルギ-消費量の面からの研究は少ない。これまでに,看護学生を対象(19〜20歳,11名)として,臨床実習日,講義日および休日のエネルギ-消費量を,VO_2/HR方式によって求め,それぞれにおける身体活動量を検討したところ,実習日,講義日および休日のエネルギ-消費量は,実習日と講義日の間,実習日と休日との間に有為な差が認められた。また,病棟別の体重当りエネルギ-消費量は,産婦人科病棟と精神科病棟の間に,産婦人科病棟と小児病棟との間にそれぞれ有為な差が認められた。これらのことから,看護学生の実習日におけるエネルギ-消費量は,実習経過,実習病棟により異なるが,講義日および休日と比較すると,生活活動強度の重いことが示唆された。そこで,本年度は同様の方法を用いて,某病院の看護者(23〜28歳,7名)を対象に,日勤,準夜勤および深夜勤の三交替制務と外科系および内科系の病棟間の比較を目的に、生活時間調査およびエネルギ-消費量の算出をおこないそれぞれの勤務における看護者のエネルギ-消費者および疲労について検討する。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 玄田 公子他1名: "看護作業のエネルギ-代謝に関する研究(第一報)" 日本看護研究学会雑誌. 6. 38-43 (1983)

  • [文献書誌] 玄田 公子: "看護作業のエネルギ-代謝に関する研究(第二報)" 日本看護研究学会雑誌. 8. 42-50 (1986)

  • [文献書誌] 玄田 公子他2名: "看護作業のエネルギ-消費量に関する研究ー臨床実習日・講義日・休日の比較ー" 日本看護研究学会雑誌. 13. 66- (1990)

  • [文献書誌] 玄田 公子他2名: "看護作業のエネルギ-消費量に関する研究ー病棟別・三交替勤務の比較ー" 日本看護研究学会雑誌.

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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