• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1990 年度 実績報告書

誘導性エネルギ-蓄積方式パルスパワ-電源による高エネルギ-密度プラズマの生成

研究課題

研究課題/領域番号 02680013
研究機関熊本大学

研究代表者

秋山 秀典  熊本大学, 工学部, 助教授 (50126827)

研究分担者 前田 定男  熊本大学, 工学部, 教授 (10040370)
キーワードパルスパワ- / ガスパフ / Zピンチ / プラズマ / 誘導性エネルギ-蓄積 / 軟X線 / ホットスポット
研究概要

パルスパワ-技術の発展と共に,10^<20>/cm^3,数KeVを越える高温高密度プラズマが生成されるようになってきた。数十n秒と短時間ではあるが,100GWを越えるパルスパワ-を狭い空間に注入できるようになってきたことによっている。
従来,水コンデンサとマルクスバンクを使った容量性エネルギ-蓄積方式パルスパワ-発生装置が,高エネルギ-密度プラズマ生成のための電源として使われてきた。しかしながら,装置が大型で高価であると言う欠点を持っていた。
本研究目的は,熊本大学で開発された軽量コンパクトなパルスパワ-発生装置を使って,ガスパフZピンチ方式により高エネルギ-密度プラズマが生成できることを明らかにすることである。
本年度の研究成果は下記のようである。
(1)スノ-プロ-モデルを使ったコンピュ-タシミュレ-ションを行ない,中心でのピンチまでの時間とガス圧,ガスの種類,電極の大きさとの関係を得た。
(2)コンピュ-タシミュ-レ-ションの結果に基づいて,ガスパフZピンチ装置の設計・製作を行った。
(3)ファ-ストバンク方式電源を用いて,ガスパフZピンチの実験を行ない電流や電圧波形,軟X線の基礎的デ-タを得た。
(4)ピンホ-ルカメラによる軟X線の二次元像を得た。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] H.Akiyama: "A selfーcrowbar switch for a gasーpuff Zーpinch driven by a pulsed power generator" Rev.Sci.Instrum.61. 1344-1346 (1990)

  • [文献書誌] 秋山 秀典: "SF_6ガス中における大電流パルス放電の電圧・電流特性" 電気学会論文誌. 110. 560-567 (1990)

  • [文献書誌] 秋山 秀典: "パルスパワ-の発生とその応用" 静電気学会誌. (1991)

URL: 

公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi