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1990 年度 実績報告書

教育用ハイパ-テキスト化英語トピックス辞書構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 02680226
研究機関筑波大学

研究代表者

池辺 八洲彦  筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (10114034)

研究分担者 藤本 滋之  筑波大学, 現代語・現代文化学系, 講師 (20199368)
藤代 一成  筑波大学, 電子・情報工学系, 講師 (00181347)
鈴木 英一  筑波大学, 現代語・現代文化学系, 助教授 (30004071)
大保 信夫  筑波大学, 電子・情報工学系, 助教授 (20011661)
原口 庄輔  筑波大学, 現代語・現代文化学系, 教授 (50101316)
キーワードハイパ-テキスト / 二ケ國語辞書 / 英和辞書 / 和英辞書 / ハイパ-辞書 / トピックス辞書 / 歴史的アプロ-チ
研究概要

本研究の目的は、簡単にいえば、新しい形態の英和/和英辞書構築の研究にある。すなわち、紙をメディアとする辞書の欠点を除き、ブラウジング(拾い読み)を可能とする,ハイパ-テキスト(デ-タベ-ス)化された形態をもたせた辞書の構築を最終的な主目的としている。
本年度は、(1)概念設計の緻密化(refinement)と(2)実験的構築(implementation),の2面から研究を進めた。
(1)についてのべると、最終目標である辞書は、本研究の申請書にのべた通り、数十個の単元(トピック)の集合体として意識されている。本年度はそのサンプル単元のいくつかの資料収集と整理、執筆に研究努力が拂われた。基本的方針は、オックスフォ-ド英語辞書(OED)に典型を見る、「歴史的方法」の現代英語への適用範囲をさぐる、という方針である。約10単元の原稿が用意された。
(2)実験的implementationの成果の一部は、筑波大学情報学類卒業研究論文「佐藤和彦 ハイパ-テキスト2ケ国語辞書の構築について」(1991.2)に見ることができる。ここでは、デ-タベ-スマネ-ジメント・システムとして、よく知られている「ハイパ-カ-ド」上に構築することを前提とし、その要求示様の検討から始めて、実際にパイロットモデルがApple社製Macintosh SE上に構築された。
特記すべき点を列挙すると:(a)英語の綴りからだけでなく、日本語の意味からも該当する見出し語(英単語)をリストアップできる,(b)反義語・同意語へのリンクが設けられている,(c)見出し語用例中の見出し語要素についての情報が得られる。
なお、研究代表者(池辺)は、本研究の予備調査の成果に、本研究の成果の一部を加え、次項11、図書に記した図書としてまとめている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 池辺 八洲彦・藤代 一成・佐藤 和彦: "ハイパ-テキスト2ケ国語辞書の構築について" 情報処理学会 1991 秋期年会.

  • [文献書誌] 池辺 八洲彦: "科学英語に強くなる" 講談社(ブル-バックス), 200 (1991)

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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