研究概要 |
明らかになったこと。ーーー NODのT細胞を(ILIxNOD)F1に免疫して、F1のひ細胞とAg8.653ミエロ-マ細胞との融合よりハイブリド-マを得た。我々が目的とするものは、NODのTもしくは胸腺細胞上にのみ発現して、ILI或はF1のそれには発現していない抗原を認識しているハイブリド-マ抗体を見つける事である。その為に次のアッセイ法を用いた。NOD,ILI,F1のT細胞或は胸腺細胞を^<125>Iで表面抗原標識し、可溶化後、各ハイブリド-マ上清で免疫沈降しSDSーPAGEでNODに特異的なバンドの有無を調べると、ハイブリド-マ114だけがNOD特異的な分子量約11万の蛋白(還元或は非還元状態共に)を認識していた。又この抗原はT細胞より胸腺細胞により多く発現していた。このことは、成熟したT細胞上のT3複合体に対する抗体(145ー2C11)をコントロ-ルとして同様の実験をして確かめた。 現在行っていること。ーーー 114単クロ-ン抗体(腹水)作成とその精製.
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