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2002 年度 実績報告書

GPS, CHAMPおよびGRACE衛星データによる地球環境モニタリング

研究課題

研究課題/領域番号 02F00054
研究機関京都大学

研究代表者

福田 洋一  京都大学, 大学院・理学研究科, 助教授

研究分担者 LANGAT Awange Joseph  京都大学, 大学院・理学研究科, 外国人特別研究員
キーワードGPS / CHAMP / GRACE / 地球環境モニター / 大気掩蔽観測 / 衛星重力
研究概要

本研究は、GPS衛星-低軌道衛星(LEO)による大気掩蔽観測ならびに2つのLEO間の精密range rate測定(L-L SST : Low-Low Satellite to Satellite Tracking)によって得られる重力場データを用い、測地学的な立場から地球環境監視技術の実証ならびに応用研究を目指すものである。データとしては、2000年7月に打ち上げられたCHAMPならびに2002年3月に打ち上げられたGRACEのものを利用することを予定しているが、現時点では、GRACEのデータがまだ一般に公開されていないため、本年度は、現在、入手可能なCHAMPのデータを用い、主に大気掩蔽観測に関連した軌道決定やデータ処理に関する問題についての検討を実施するとともに、L-L SSTについては重力場のシミュレーション研究を中心に実施した。また、関連して、国際シンポジウムへの参加や文献等による諸外国の研究状況に関する調査、必要なソフトウェアーの収集なども行った。
大気掩蔽観測データの処理については、現在、衛星軌道データから大気屈折率への変換処理についてのアルゴリズムについての検討を進めており、来年度以降、より具体的なデータ処理手法の開発に着手する予定である。
L-L SSTのシミュレーションとしては、大気変動などによる重力場変化を、全球モデルを用いて再現し、衛星によるデータサンプリングのシミュレーションテストを実施し、今後のデータ処理の準備を行った。

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公開日: 2004-03-26   更新日: 2016-04-21  

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