研究分担者 |
CAROLYN Lind ピッツバーグ大学, 図書館情報学大学院, 研究員
GIUSE Nunzia ピッツバーグ大学, 医学部・医療情報学科, 講師
ELLEN Detlef ピッツバーグ大学, 図書館情報学大学院, 助教授
田村 肇 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助手 (40217196)
鎮目 浩輔 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助手 (90211953)
坂口 哲男 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助手 (10225790)
杉本 重雄 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (40154489)
増永 良文 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (70006261)
田畑 孝一 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (50026085)
杉村 優 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (70041803)
|
研究概要 |
現存の日本語・英語の医学シソ-ラス,用語集,病命コ-ド,分類などにおける用語選択基準,分類体系についての分析を行った。 (*)これにもとづいて、新しい統合的シソ-ラスに必要とされる構成要素を洗い出し,それらを定義づけて相互関連を明らかにした。 (**)この際、米国国立医学図書館で開発中のunified Medical Language System(uMLS)のメタシソ-ラスでの統合型シソ-ラスの構築方法と,構成要素を参考とした。また,デ-タベ-ス利用者の情報要求行動をも調査し,情報検索用シソ-ラス構築の際の参考とした。 (*)分析対象としては、医学文献用シソ-ラスMedical Subject Heading(MeSH:米国国立医学図書館作成),国際疾病分類コ-ドICD,病理コ-ドSNOMED,精神疾患分類コ-ドDSMーIIIR,図書件名標目表LSSH(米国議会図書館)などである。 (**)構成要素としては、基本用語,同義語,略号,化学物質登録番号(CAS Registry Number),疾病コ-ド(ICD),用語の意味タイプ,用語の定義などが挙げられる。とくに用語の意味タイプとしては、医学のカテゴリ-を明確にする、身体動位、疾病名、物質などを示す。そして,基本用語間では、“isa"関係、部分関係,原因・結果,などの意味ネットワ-クを例示した。
|