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1991 年度 実績報告書

教員の資質獲得、キャリア・ステ-ジと生涯研修計画

研究課題

研究課題/領域番号 03045032
研究機関兵庫教育大学

研究代表者

徳山 明  兵庫教育大学, 学校教育学部, 副学長(教授) (30012371)

研究分担者 MOREY Ann  College of Educ., San Diego St. U.
HAWLEY W.D.  Peabody College for T., Vanderbild U.
長澤 憲保  兵庫教育大学, 学校教育研究センター, 講師 (60228004)
古川 雅文  兵庫教育大学, 学校教育研究センター, 助教授 (80153518)
長石 敦  兵庫教育大学, 学校教育研究センター, 教授 (20125256)
岡崎 義富  兵庫教育大学, 学校教育研究センター, 教授 (50017480)
西村 年晴  兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (00011750)
濱名 外喜男  兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (70084134)
キーワード現職教員 / 継続教育 / ライフ・コ-ス / 生涯研修体系 / 初任者研修 / Citical Incident Summery / EdD / Professional Development School
研究概要

本研究では,教員初任者の段階から熟達教員にいたるライフ・コ-スの中で,発展的に資質を獲得してゆく段階を追跡し,それぞれの段階に相応しい教育・援助の方途を模索し,現職教員の生涯研修体系を確立することを目的としているが,本年度は学部段階から初任者研修への継続的指導の在り方と,大学院博士課程での研究教育の在り方とを中心として,日米の比較を行いつつ,現職教員の継続教育における大学の役割を研究・調査した。
初任者研修に関しては,サン・ディエゴ大学においてはCritical Incident Summary法により,学部段階から赴任1〜2年まで,継続的に追跡調査を行い援助の在り方を考えているが,これらにつき浜名・古川がサン・ディエゴ大学で討議を行った。本学では同じ趣旨による調査を長石・長澤が実施した。調査資料の解析が進み次第,来年度にその結果を持ってアメリカにおいて共同研究を進める。現在までの調査では,アメリカの教員のは自主的に問題を見付けて研究を進めているが,日本では,学校の教員のグル-プに取り込まれてしまい,自主性が育っていない傾向が明らかになった。それらの結果を教大協研究集会で報告し,報告書に収録した。
徳山はワシントン州立大学及びオハイオ州立大学において,大学院における継続教育,特に夜間コ-スでの指導,地域との協力関係におけるカリキュラム開発及び,Professional Development Schoolの在り方を調査した。これは大学と教育委員会との新しい協力校出ある。
ヴァンダビルト及びコロンビア大学では徳山,浜名,古川が博士課程における現職教員の研究課題,特にPhDとEdDとの違い等について調査した。アメリカの大学では学校現場における問題の研究・解決ついて大学と地域の学校・教育委員会との協力関係が確立しており,大学院での研究・教育の結果が学校現場にスム-スに取り入れられている。これらの討議の結果はアメリカのPeabody Journal特別号に投稿した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Akira Tokuyama: "Role of University in Inservice Education of Teachers." Peabody Journal of Education. (1992)

  • [文献書誌] 徳山 明他: "教育実習並びに初任者教員の資質獲得の経緯と教育実習プログラムの再検討" 日本教育大学協会 平成3年度 教官研究集会報告書,兵庫教育大学. 53-57 (1992)

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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