研究課題/領域番号 |
03045037
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
大橋 行三 愛媛大学, 農学部, 教授 (10036296)
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研究分担者 |
エーンクーンチョレン ス メチョー農科大学, 農生産学部, 講師
ティアントロング アーノ メチョー農科大学, 学長
海老原 清 愛媛大学, 農学部, 教授 (90036492)
高瀬 恵次 愛媛大学, 農学部, 助教授 (90133165)
泉 英二 愛媛大学, 農学部, 教授 (30026637)
加藤 正弘 愛媛大学, 農学部, 助教授 (30036404)
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キーワード | チェンマイ地方 / 農業開発計画 / 乾季カンガイ計画 / 高収性作物栽培 / 地域流通経済 / 農産品栄養 |
研究概要 |
本研究は、北タイ・チェンマイ地方の農村開発タ-ゲット地域を中心に、次のサブテ-マごとに現地調査及び資料調査を実施した。 (1):高収性作物の適地栽培管理、(2):地域流通経済の調査研究 (3):乾季カンガイ計画と最適設計、(4):農産品栄養の評価と最適食品加工 本年度は、(3)と(4)の課題について日本から4名がタイへ赴き(1991.11/25〜12/5)、また、タイからは同課題に関して2名(1992.1/13〜1/22)を招へいした。 1.(3)課題の研究は、大橋,高瀬,佐藤(協力者)が盆地中央を流れるピン河左岸のメイ・クワング水利計画事業を中心に、山間域の貯水施設,幹線水路網及び分水等の水利施設状況を見聞すると同時に水田カンガイ方法の実際を調べた。また、乾季の地下水変動を調べるために、右岸のメイ・タング水利事業の上流域における現地観測を計画した。これは気象デ-タを用いた水収支の検討を実施する上に有効な資料となる(週1回300日間、タイ研究者が担当) 2.(4)課題の研究は、海老原がチェンマイ市内と周辺の野菜市場等をタイ研究員と調査し、食品栄養価を分析するための標本を収集すると共に、豆穀類の貯蔵に関与するカビ類の検討をすすめた。 3.招へい研究者は、(3)の水利施設と(4)の食品工場とに分れた視察及び検討会の他に、本学研究者を多数混えたセミナ-に参加し、活発な研究交流と今後の課題について有意義な検討をなされた。 この他、タイ訪問の際、(1)と(2)の研究者との次年度の研究計画を検討し、一方、学長と本学部長との打ち合せが緊密に行われ、将来の大学間の研究協力についての展望が得られた。
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