研究分担者 |
難波 義治 中部大学, 工学部, 教授 (40029129)
佐藤 繁 東北大学, 理学部, 教授 (10005796)
青木 貞雄 筑波大学, 物理工学系, 助教授 (50016804)
松下 正 高エネルギー物理学研究所, 放射光実験施設, 教授 (40092332)
山本 正樹 東北大学, 科学計測研究所, 助教授 (00137887)
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研究概要 |
本領域研究の研究の円滑化・効率化及び研究者間の緊密な交流を図るために総括班は以下の研究活動を行った。 1.総括班会議 4月,10月,1月と3回の総括班会議を開催し,1)各研究班の研究方針,研究成果の評価及び推進の方策,2)研究会,作業部会及び公開シンポジウム等の開催計画の策定,3)領域内共通設備及び大型装置の有効利用,4)奨学寄付金による若手研究者の海外との交流計画の策定について討議した。1)では研究成果を踏えて今後の研究計画についても議論した。3)では高工研PFに準専用ビ-ムラインの設置の見通しが得られた。4)では外国研究機関との間で2名の派遣と6名の招聘を決めた。 2.研究会 軟X線光学の基礎,結晶X線光学,X線顕微鏡光学,X線望遠鏡光学,X線結像光学系評価法の五つの研究班の研究会を7月〜12月の間に5回開催し,研究成果の発表と討論をし、集録を作成した。 3.作業部会(ワ-クショップ) 各研究班に共通した技術的・基盤的問題の解決を図るために,X線反射率と表面粗さ,最新の薄膜形成技術,X線・軟X線における偏光測定,X線画像検出器とそのデ-タ処理法,PFにおける評価・光反応ビ-ムラインの建設,コヒ-レントX線光学の6つの課題について作業部会を開催した。特に初歩から最先端まで巾広い討論が行われた。 4.公開シンポジウム 本領域研究全体の3年間の研究成果の発表と討論を行うために1月30日,31日の2日間公開シンポジウムを開催した。200名を越える参加者を得て,講演とポスタ-セッションを通して活発な議論が行われた。本年度の研究活動の報告書として9冊の集録が刊行された。
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