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1991 年度 実績報告書

メディア・リテラシ-の育成

研究課題

研究課題/領域番号 03229118
研究機関大阪大学

研究代表者

水越 敏行  大阪大学, 人間科学部, 教授 (20019409)

研究分担者 吉田 貞介  金沢大学, 教育学部, 教授 (80135037)
田中 博之  大阪教育大学, 教育学部, 専任講師 (20207137)
木原 俊行  大阪大学, 人間科学部, 技官 (40231287)
キーワードメディア・リテラシ- / メディア教育 / 情報教育 / マルチメディア / メディアミックス / ハイパ-メディア
研究概要

(1)平成3年9月から平成4年1月にかけて、小学校、中学校、高等学校の教師を対象に、情報教育の現状や情報活用能力育成の具体的な手だてについて、6つの視点から成る57項目の質問紙調査を実施した。静岡、新潟、福岡などで実施し、回答総数は205名。それを分析し、考察するとともに、他方では、小学校と中学校で、映像教育やコンピュ-タ利用教育で優れた実績をもつ教師6名を選び(東京、北海道、京都など)、個別に同一の質問紙で詳しい回答を求め、一般教師との比較分析をした(水越敏行、木原俊行)。
(2)環境教育単元「人と森林」を開発・実施した(平成3年1学期に金沢市内の小学校5年生と6年生を対象にして)。ハイパ-・メディア教材「人と森林」(NHK制作)を中核として、多様な映像教材、印刷教材でのマルチメディアシステムを構成した。約20時間かけて、授業を展開し、児童における認識やシェ-マ、メディア活用能力の変容を追究した(吉田貞介、木原俊行、水越敏行)。
(3)メディア・リテラシ-を育成するために、小学校で「天気の学習」に関する単元開発をおこない、そこで活用するコンピュ-タ教材の作成を最終目的として、実践研究をしてきた。授業を通じて、教材の作成を改善、教師の手だてや生徒の学習反応を中心に本年度は研究した。合わせて、メディア・リテラシ-の概念枠組みを明確にすることも、先行研究や文献研究を中心に進めてきた(田中博之)。
(4)日本教育工学関連学協会連合の第3回全国大学(大阪大学)のシンポジウムI(平成3年11月3日)で前記(2)の研究成果を吉田・木原がNHKの教材制作者や金沢市の授業者とともに報告した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 木原 俊行,水越 敏行: "マルチメディアによる環境教育の実証研究" 大阪大学人間科学部紀要. 第18巻.

  • [文献書誌] 水越 敏行,田中 博之ほか: "家庭と学校との連携をはかる交通安全教育のカリキュラム開発" マツダ財団研究報告書. 第5巻. 1-37 (1992)

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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