研究分担者 |
柄沢 行雄 常磐大学, 人間科学部, 助教授 (70161255)
大内 雅利 明治薬科大学, 薬学部, 助教授 (60147915)
山本 英治 東京女子大学, 現代文化学部, 教授 (50086261)
蓮見 音彦 東京大学, 文学部, 教授 (50014684)
長谷川 昭彦 明治大学, 農学部, 教授 (70061778)
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研究概要 |
平成3年度は研究第1年度であるため,本調査は1地区に限り,予備調査を中心に研究を実施した。 1,研究会の開催。この研究は,代表者である高橋ほか主要研究メンバーによって編集執筆された「農村社会の変貌と農民意識ー三十年の変動分析」(平成3年度文部省刊行助成金により東京大学出版会により刊行この延長線上にある。本書の内容の検討と反省を行なうとともに,新しい研究枠組みの設定と研究方針の設定のために,5回の研究会をもった。 2,調査研究の準備。過去に調査した対象地域の個票ならびに,集落カードなどの既存デ-タの整理をおこない,調査を準備した。糸魚川地域の本調査のための調査票作成のために,大学院生を含めて,研究代表者を中心に独自の研究会を重ねた。 3,本調査の実施。本調査は新潟縣糸魚川市域の120集落について実施した。昭和34年,47年に続く集落の追跡調査を,インテンシブ調査と区長に対する量調査の両面から大学院生調査員の協力を得て実施した。 4,予備調査の実施。予備調査は中核的農業地帯では,山形縣西田川郡藤島町,新潟縣北蒲原郡豊浦町,佐賀縣小城郡三日日町,過疎農村では新潟縣糸魚川市,長野縣上水内郡信州新町を,事業中心農村では滋賀縣愛知郡秦荘町で実施した。いずれも過去に調査し調査個票のある地域である。 5,現在,糸魚川市の本調査結果と各地の予備調査結果について整理分析をおこなっている。
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