研究分担者 |
浦野 弘 東京学芸大学, 教育学部, 助手 (50185089)
井上 光洋 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (60016491)
生田 孝至 新潟大学, 教育学部, 教授 (20018823)
金谷 憲 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (70134757)
西之園 晴夫 京都教育大学, 教育学部, 教授 (90027673)
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研究概要 |
本研究の目的は,特にアジア・太平洋地域での科学教育と教育工学あるいは視聴覚教育の分野を対象として,その要請に応じられ得る日本国内における組織的かつ短期集中的な人材の養成と開発および確保に資するため,訓練用VTR教材,訓練用印刷教材,マイクロコンピュ-タによる訓練用ソフトウェアから構成される「人材開発支援モデルパッケ-ジ」を開発し,そのための流通のシステムを策定し,これを支援する体制作りをしようとするものである。 そのため,2年計画の初年度である平成3年度は,(1)訓練用印刷教材の開発及び(2)訓練用VTR教材の開発の足がかりとして,(1)「マレ-シア」「スリランカ」での研修活動の実際に加えて,これらの国の文化,伝統などを紹介する「英語版」および「日本版」VTR教材の開発の素材収拾,そして(2)科学教育をベ-スとした視聴覚教育と教育工学分野における「英語イディオム集」および「簡易英語会話集」の開発として,科学教育における視聴覚教育および教育工学的手法に関する「教育」と「ニュ-メディア」の学校および社会での活用とその教材開発などにかかる用語,用例などの収集と整理を実施した。さらに,(3)コンピュ-タによるモデル教材の開発として,科学教育分野において,特にシミュレ-ションを含む複合メディアを志向した教材を,海外で一般的に流通しているIBM社製,および,アップル社製の情報処理機器等を使ったモデル教材として開発している。 なお,これらは教育工学協同センタ-連絡協議会がユネスコの支援で実施しているAPEID事業の一貫としての「東京セミナ-」で演示された。
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